2022年はコロナ禍で過ごす3年目となりましたが、協賛企業さま、会員の皆さまのご尽力により、当協会は歩みを止めることなく多くの活動を進めることが出来ました。改めまして厚く御礼申し上げます。
経済活動の多くがかつての動きを取り戻してきたように、当協会も事業の復活と進化に努めました。
部会活動においては全ての会合を来場参加とオンラインで同時開催するなど、本間、脇、両副会長の指導の下、ウイズコロナの対応が迅速に調い各会とも活況を呈しています。
毎回支持率の高い菓子講習会も寺井副会長のご尽力により、コロナ前とほぼ同数の参加人数を記録し、復活の烽火を上げました。そのほかの講習会においては山本(正)、太田、山本(益)、各理事がしっかりとサポートをしております。
さらに、石塚理事、斉藤監事を中心に、当協会としては初の他協会とのコラボレーション懇親会が実施され、“ルイ・パスツール生誕200年記念パーティー”に花を添えることが出来ました。
協会の生命線でもあります味覚の授業、食育活動は、瀬古事務局長、服部、島田、両理事の指揮により滞りなく進捗し、しっかりとした普及活動を続けています。
これらの活動は伊藤副会長、青柳理事が会の根幹をしっかり支えているからに他なりません。
このような活動を通しフランスの食材に触れ文化を識ることで、食が人生に与える豊かさの根源を次世代に継承してまいります。また今後も注力すべき事業として、この活動を継続できる環境作りに取り組んでまいります。
いよいよゼロコロナ政策も緩和され、訪日外国人の劇的な増加が見込まれる中、
ホテル、レストランを筆頭に各業界における人財不足は深刻です。コロナも予断を許さない状況ではありますが、フランス食文化に携わる者同士、知恵を出し合い、力を合わせてこの難局を乗り越えてまいりましょう。皆さまの変わらぬお力添えご指導のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
業界のさらなる発展と会員皆さまのご隆盛とご健康を心よりお祈り申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。
フランス農事功労章協会
第6代会長 福田 順彦