30年以上にわたってフランスで実施されている子どもへの食育活動La Semaine du Goûtが「味覚の一週間」Ⓡとして日本で開催され、今年で13年目となります。この活動のひとつ、学生や一般を対象にした食のワークショップ「味覚のアトリエ」として、東大駒場友の会主催、「味覚の一週間」Ⓡ実行員会および当協会共催にて、「チーズを知ってみよう 味わってみよう」と題した会を開催しました。
【日時】
2023年11月2日(木)18:45~20:45
【場所】
東大ファカルティハウス
【内容】
<第1部>
講演会「つくり手の顔が見えるチーズ」
講師:本間るみ子(チーズプロフェッショナル協会名誉会長 / 当協会副会長)
<第2部>
チーズを使った料理のデモンストレーションと試食
講師:伊藤文彰(ルヴェソンヴェール オーナーシェフ / 当協会副会長)
【定員】
東大学生40名 / 一般 10名
東大駒場友の会による「味覚のアトリエ」は12年目となりましたが、毎回人気を博し、今回も定員を越える60名が参加しました。前半はヨーロッパを中心とする外国や日本におけるチーズづくりの現場を長年訪れてきた本間るみ子氏が、チーズ生産や昨今の事情などを講義。後半は伊藤文彰シェフが、学生でもトライできるものも含め、フランスの地方に根付いたチーズ料理やデザート(タルティフレット、セルヴェル・ド・カニュ、キッシュ・ロレーヌ、ラクレット、バスクチーズケーキ、クレメ・ダンジュ)を披露、皆で試食しました。
本格的なチーズとその味わいの深さを、知識と味覚で体験する機会となりました。
*本会は、東大学生および友の会会員を対象としたため、本サイトにおける事前告知は行いませんでした。